ふせいせいきしゅっけつ

不正性器出血

監修:

症状

不正性器出血の症状は、月経期間や出産時の出血、出産後の悪露以外で、性器から生じる出血が特徴です。原因は多岐に渡るため、原因や患者さんの状態によって現れる症状の程度も異なります。

出血量や色は、おりものに少量の血が混ざっている程度のケースもあれば、茶色の血液がみられるケース、赤い鮮血が大量にみられるケースなども存在します。

なお、病気による不正性器出血の場合は、出血のほかにもさまざまな症状が現れます。たとえば細菌性腟炎の場合は、出血のほかにおりものが水っぽくなったり匂いが変化したり、外陰部のかゆみや痛みなどがみられることもあります。子宮筋腫では、大きさや部位により症状も異なりますが、腹部にしこりが触れるほか、筋腫が大きくなると周辺の臓器を圧迫するため、頻尿や排尿困難、便秘などがみられる場合があります。また、筋腫分娩のように、子宮口から筋腫が出て膣内にある場合、月経血が大量で、止まらないこともあります。

最終更新日:
2025年10月15日
Icon close
2025/10/15
更新しました
2017/04/25
掲載しました。

「不正性器出血」を登録すると、新着の情報をお知らせします

処理が完了できませんでした。時間を空けて再度お試しください

実績のある医師をチェック

不正性器出血

Icon unfold more