ふせいせいきしゅっけつ

不正性器出血

監修:

治療

検査を踏まえて何らかの病気が見つかった場合は、病気に応じた治療を行います。

たとえば、がんが見つかった場合は手術や放射線療法、抗がん薬による薬物療法などが検討されます。

ポリープが見つかり、小さく、個数も少ない場合は日帰り手術が選択されますが、大きく、径が太い場合には入院手術で摘出します。

機能性出血のように病気が原因ではないケースでは、出血量が少量であれば特段治療は行わずに経過観察となります。出血が長期間続く場合や大量の出血がある場合は、プロゲスチン製剤や中用量ピルなどによる止血が行われます。その後繰り返す機能性の出血の場合、妊娠を希望する患者さんには排卵誘発薬を使用することもありますし、妊娠を希望しない患者さんには低用量ピルなどを用いてホルモンバランスや月経周期を整えることもあります。

また、妊娠初期の出血では胎嚢が確認できる場合、排卵からの週数も考慮して一般的に経過観察が行われます。まれに子宮外妊娠などの要因で出血している可能性があるため、妊娠している場合は速やかに医師の診察を受けましょう。

最終更新日:
2025年10月15日
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2025/10/15
更新しました
2017/04/25
掲載しました。

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