検査・診断
側弯症が疑われるときは次のような検査が行われます。
視診
側弯症の診断では、背骨の状態を確認することが大切です。
前かがみの姿勢をした状態で背面から背骨の状態を確認します。左右片方の背中や腰が盛り上がって見える“ハンプ”と呼ばれる症状が認められると側弯症が疑われます。
画像検査
背骨や肋骨の変形の有無や程度を調べるため、X線検査、CT検査、MRI検査などの画像検査が必要となります。また、機能性側弯症は腰椎椎間板ヘルニアなどの病気が原因となることもあるため、必要に応じてそれらの病気の有無を調べる画像検査が必要になることがあります。変性側弯症では、すべり症や脊柱管狭窄症を調べるため、MRI検査などが必要になります。
血液検査
側弯症は、マルファン症候群など何らかの病気が原因となって引き起こされることがあるため、病気が原因と考えられるときにはそれぞれに合わせた診断のために血液検査を行うことがあります。
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