検査・診断
免疫不全症候群が疑われるときは、以下のような検査が行われます。
血液検査
どの免疫細胞の機能が低下しているかを確認するための検査が行われます。採血をして、白血球の総数や好中球、Bリンパ球、Tリンパ球、抗体などの数や種類、機能を調べます。また、HIV感染が疑われる場合は、感染の有無を調べるための血液検査も必要です。
遺伝子検査
原発性免疫不全症候群が疑われるときは、原因となっている遺伝子変異を明らかにするために血液を採取して遺伝子の状態を調べる遺伝子検査を行うことがあります。専門医に相談し、遺伝カウンセリングを受けるようにしましょう。
画像検査
免疫不全症候群は、肺炎やリンパ節炎などを引き起こしやすい病気です。そのため、これらの合併が疑われるときは、必要に応じてX線、超音波、CT、MRIなどによる画像検査が行われます。
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