ぜんきはすい

前期破水

最終更新日:
2023年12月11日
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2023/12/11
更新しました
2017/04/25
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原因

前期破水の原因には、炎症や感染などにより卵膜が(もろ)くなる卵膜の異常や急激な子宮内圧上昇などが考えられます。

卵膜の異常

腟炎など、陰部の感染症が広がることにより“絨毛膜羊膜炎(じゅうもうまくようまくえん)”を引き起こし、卵膜のコラーゲンが脆くなることによって前期破水を引き起こすことがあります。

急激な子宮内圧上昇

子宮内圧が上昇する原因としては、羊水の量が多いことや、双子など多胎妊娠であることなどが挙げられます。持続的に子宮内圧が高いと、咳などによって軽く腹圧が上がっただけでも前期破水に発展することがあります。

また、生まれつきの子宮の形態異常により前期破水が起こりやすいこともあります。

そのほかの原因

出生前診断の1つである羊水検査によって前期破水が起こることがあります。羊水検査では、お腹に針を刺して羊水を吸引・採取して検査を行いますが、このときに針が卵膜を傷つけてしまうと前期破水の原因となります。

そのほか、母親の低栄養や精神的なストレス、喫煙などが、早産期前期破水をはじめとする早産の原因になると考えられています。

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