こうくうかんそうしょう

口腔乾燥症

同義語
ドライマウス
最終更新日:
2017年04月25日
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2017/04/25
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治療

口腔乾燥症(ドライマウス)の治療には、原因療法と対症療法があります。

原因療法

糖尿病貧血など原因が明らかで治療が可能な場合には、これらの積極的な治療を実施します。薬剤の副作用によるものと推測される場合には、薬剤の減量や中止、あるいは副作用の少ない薬剤への変更などを行います。

対症療法

シェーグレン症候群、放射線治療、加齢など、治療や原因の除去が困難あるいは不可能な場合、薬物療法や日常生活や口腔衛生指導など症状にあわせた対応を実施します。

薬物療法

十分な唾液腺組織が残存していれば、唾液分泌量を促進する薬剤を使用して症状の改善を狙います。また唾液の補充に用いるスプレー式の製人口唾液で口腔内を持続的に湿潤させて、口腔粘膜や舌乳頭の萎縮を予防することもあります。

日常生活指導・口腔衛生指導

液腺の機能不全が重症でない場合には、よく噛んで食べることで唾液腺を刺激する、酸味や甘味など味覚刺激により唾液の分泌を促進するといった、食生活を含めた日常生活の工夫により症状を緩和する方法を指導することもあります。

ガムや飴を常に舐めることによる唾液分泌の促進方法は、糖分によってう蝕(むし歯)のリスクが高くなるため注意が必要です。
他にも、唾液腺のマッサージやブラッシングなどの口腔ケアも有効である。特に高齢で口の動きが緩慢な方に対しては、歯科医師・歯科衛生士による専門的な口腔ケアなどが有効である。

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