へんけいせいせきついしょう

変形性脊椎症

監修:

治療

変形性脊椎症では、無症状の場合には治療は行わず経過観察を行います。患部の痛みや関節の可動域制限がある場合には保存療法が行われ、神経症状がみられる場合には手術療法も検討されます。

保存療法

患部の痛みや可動域制限がある場合には、コルセットなどを用いて患部の安静を保ったり、理学療法による腰痛体操や、シルバーカーや杖を使用した歩行訓練などを行ったりします。また、痛みの程度に応じて痛み止めなどの内服や、ブロック注射を行うこともあります。

手術療法

保存療法で症状の改善がみられず、日常生活に支障をきたしている場合や、歩行障害、膀胱直腸障害などが現れている場合には手術を検討します。

手術には神経を圧迫している組織を取り除く方法などがあり、全身麻酔で行われます。近年では内視鏡を用いた低侵襲(ていしんしゅう)(体への負担が少ない)手術も行われています。

最終更新日:
2025年02月28日
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2025/02/28
更新しました
2017/04/25
掲載しました。

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