だいどうみゃくべんへいさふぜんしょう

大動脈弁閉鎖不全症

最終更新日:
2017年04月25日
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2017/04/25
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治療

大動脈弁閉鎖不全症の治療は、内科的なものと外科的なものに大きく分けることができます。初期の段階で症状もなく、心臓の機能にも異常がない場合は経過観察となることもあります。病気の重症化により、心拡大や心機能低下がみられたときには内科的治療(薬物治療)を行います。心拡大傾向、心機能低下傾向があれば、利尿剤(腎臓のはたらきを高め、尿が出やすくする薬)などを投与することが一般的です。高血圧症があれば、心臓の負担を減らすために降圧薬(血圧を下げる薬)を開始します。これらの内科的治療に並行して、手術をするかどうかの検討が行われます。

病気の重症化を判断する指標は、自覚症状だけではありません。なぜなら、大動脈弁閉鎖不全症は無症状の間に悪化することがあるからです。薬では大動脈弁閉鎖不全症そのものを治すことはできないため、いつ手術をするかと見極めることは極めて重要とされます。大動脈弁閉鎖不全症の代表的な手術は、「大動脈弁置換術」、「大動脈弁形成術」、「大動脈基部置換術(人工弁使用と自己弁温存)」の3つです。どの治療方法を選択するかは、病気の重症度、心臓の機能、患者さんの年齢など多くの因子を考慮して最終決定されます。

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