検査・診断
症状などから大動脈解離が疑われるときには次のような検査が行われます。
画像検査
大動脈解離の診断をするにはCT検査を行う必要があります。CT検査では、内膜が裂けている位置や解離の広がりなどを詳しく評価することが可能です。特に造影剤を用いて行う造影CT検査は診断能力が高いとされています。
一方で、CT検査は時間を要するため救急外来などで早急に大動脈解離の有無を調べる必要がある場合は、X線検査や超音波検査などで簡易的な評価をすることもあります。
血液検査
貧血や炎症の程度などを調べるために血液検査を行うのが一般的です。特に心筋梗塞、腎梗塞などの合併症が疑われるときは、心臓や腎臓の機能を評価するためにも血液検査が必要となります。
心電図検査
大動脈解離は発症部位によって心筋梗塞や心不全などを引き起こすことがあり、さらに症状が心筋梗塞などと似ているケースも多いため鑑別診断を目的とした心電図検査を行うことがあります。
実績のある医師
周辺で大動脈解離の実績がある医師
綾瀬循環器病院 心臓血管外科 副部長

特集コンテンツ
綾瀬循環器病院 ー“断らない医療”をモットーに地域の命を守り続ける
東京都足立区の医療を支える綾瀬循環器病院による、心臓弁膜症・狭心症/心筋梗塞・不整脈・大動脈瘤の治療をテーマにした特集です。
心臓血管外科、麻酔科、循環器内科
東京都足立区谷中2丁目16-7
東京メトロ千代田線「北綾瀬」南改札口 徒歩3分
医師の方へ
大動脈解離の概要、診断方針、治療方針をまとめて確認することができます。
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