検査・診断
好酸球性鼻副鼻腔炎が疑われるときは、以下のような検査が必要となります。
鼻の中の観察
好酸球性鼻副鼻腔炎は両方の鼻の中に多数の鼻茸を形成します。発症が疑われるときは、第一に鼻鏡や内視鏡で鼻の中の粘膜の状態、鼻茸の有無などを確認する検査が必要です。
血液検査
好酸球性鼻副鼻腔炎を発症すると、血液中の好酸球という免疫細胞が増加するため、血液検査を行って好酸球が増加しているか調べます。
画像検査
好酸球性鼻副鼻腔炎では、副鼻腔がアレルギー炎症によって粘膜が腫れたり粘液がたまったりします。副鼻腔の中でも目と目の間にある篩骨洞と呼ばれる副鼻腔に強い炎症が起きることが多いとされています。診断や重症度の評価のためには、鼻副鼻腔CT検査で副鼻腔の炎症の程度を詳しく調べる必要があります。
病理検査
鼻茸の組織の一部を採取して顕微鏡で詳しく調べる検査です。好酸球性鼻副鼻腔炎では鼻茸の組織から多くの好酸球が見つかるため、確定診断のために必要となります。
「好酸球性鼻副鼻腔炎」を登録すると、新着の情報をお知らせします


