原因
細菌やウイルス感染によって起こる、蓄膿症としてよく知られている慢性鼻副鼻腔炎とは異なり、好酸球性鼻副鼻腔炎は鼻腔と副鼻腔のアレルギー炎症によって起きる非感染性の病気です。しかし、詳しい原因は解明されていません。
一方で、好酸球性鼻副鼻腔炎は、気管支喘息を発症している方に発症することが多く、特に非ステロイド系消炎鎮痛薬(アスピリン、バファリンなど)を内服すると喘息発作が起きる病気(アスピリン喘息)の方ではより重症であることが多いとされています。そのため、好酸球性鼻副鼻腔炎は鼻に限った病気ではなく、鼻腔・副鼻腔・中耳・気管・肺など空気の通り道に生じている病気で原因が共通であるとの考え方もあります。
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