種類
寒冷凝集素症には、発症の原因がなく起こる“特発性”のほか、何らかの病気による免疫異常をきっかけに起こる“続発性”があります。近年は、特発性を単にCAD(寒冷凝集素症)と呼び、続発性をCAS(寒冷凝集素症候群)と呼ぶ傾向にあります。続発性の寒冷凝集素症を招く病気としては、以下のようなものが挙げられます。
続発性寒冷凝集素症の主な原因疾患
- 感染症:マイコプラズマ肺炎、伝染性単核球症(EBウイルスによる感染症) など
- 悪性腫瘍(がん):リンパ形質細胞性リンパ腫、非ホジキンリンパ腫 など
- 自己免疫疾患:全身性エリテマトーデス(SLE)、関節リウマチ など
医師の方へ
「寒冷凝集素症」を登録すると、新着の情報をお知らせします