かんれいぎょうしゅうそしょう

寒冷凝集素症

同義語
Cold Agglutinin Disease
最終更新日:
2023年01月26日
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2023/01/26
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症状

自己免疫性溶血性貧血全体を通じて生じる症状として、貧血による顔色の悪化や疲れやすさ、息切れ、めまい頭痛などが挙げられます。また、皮膚や白目の部分が黄色くなる“黄疸(おうだん)”や脾臓(ひぞう)の腫れ、胆石症などを合併することもあります。赤血球が多く壊された場合、尿の色が濃くなる“ヘモグロビン尿”がみられる方もいます。

寒冷凝集素症の特徴的な症状としては、四肢の先や鼻先、耳が紫色になるチアノーゼや感覚異常、冷たいものを触ったときなどに指が真っ白になる“レイノー症状”などが挙げられます。また感染症に伴って生じる続発性寒冷凝集素症の場合、症状が急激に現れることも少なくなく、強い貧血やヘモグロビン尿がみられる可能性が高まります。マイコプラズマ肺炎による続発性寒冷凝集素症では、発症から2~3週間経った回復期に症状が現れます。

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