治療
可能であれば、尿細管性アシドーシスの根本的な原因に対しての治療を行います。たとえば、薬剤が原因であればその原因薬剤の使用を中止します。
また、対症療法が行われます。体が酸性に傾くため、それを是正するためにアルカリ成分を補充します。また、カリウムやリンなどの電解質成分が失われることもあるため、それらの補充療法も行います。腎機能障害が進行してしまった場合には、透析や腎移植なども行われます。
尿細管性アシドーシスは、遺伝性疾患として発症することもあります。そのため、遺伝カウンセリングを導入することも検討されます。
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