検査・診断
帯状疱疹の診断は一般に特徴的な臨床症状(皮疹の分布、小さな水ぶくれ、痛みなど)から行います。検査は、症状が典型的ではない場合やほかの皮膚病との鑑別が難しいときに行われます。
日常診療で行われる検査としては、水疱部位から検体を採取し、ウイルス感染により引き起こされる細胞変化を顕微鏡で確認する方法があります。
帯状疱疹の原因ウイルスの直接的な証明としては、ウイルスそのものの分離、ウイルス抗原の検出、PCR法によるウイルス遺伝子の検出などが行われます。2018年より水痘・帯状疱疹ウイルス抗原を検出するキットが発売され、迅速診断に役立てられています。
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