たいじょうほうしん

帯状疱疹

最終更新日:
2021年12月09日
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2021/12/09
更新しました
2017/04/25
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治療

帯状疱疹に対しては、抗ウイルス薬による薬物治療が行われます。皮疹が現れたら、できるだけ早く抗ウイルス薬を服用し、症状の緩和や合併症の軽減を目指すことが大切です。皮疹出現から3日以内に治療を開始するのが理想です。抗ウイルス薬としては「バラシクロビル」または「ファムシクロビル」が使用されます。また2017年より新しい作用機序を持つ抗ウイルス薬「アメナメビル」も治療の選択肢に加わりました。ただし重症の場合には入院して抗ウイルス薬を点滴静注することもあります。

帯状疱疹後神経痛の治療

帯状疱疹にかかった後、帯状疱疹後神経痛が生じてしまった場合には、薬物療法、局所療法などのさまざまな治療法を組み合わせて症状の改善を目指します。薬物療法では、従来から使用されてきた抗うつ薬やワクシニアウイルス接種家兎炎症皮膚抽出液に加え、近年では神経伝達物質の放出を抑制し鎮痛効果を発揮する「プレガバリン」や「ミロガバリン」、弱オピオイドの「トラマドール」などが登場し、治療の選択肢が広がってきています。

帯状疱疹後神経痛の治療は長期間を要することが多く、一筋縄ではいかないこともあります。上記の治療のほかに保険適用外の治療法を使用することもあります。

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