きゅうせいかんしょうこうぐん

急性冠症候群

最終更新日:
2021年11月17日
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2021/11/17
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症状

心筋が虚血を起こすことで、胸の圧迫感や痛みが起こります。締め付けられるような痛みや、押さえつけられるような痛みと表現されることが多く、今まで経験したことのない激しい痛みに襲われ冷や汗を伴うこともあります。

痛みは胸の中央から左側を中心として肩や首、背中、顎、左腕、お腹まで広がることがあり、通常体の深いところから痛みを感じます。

不安定狭心症では特別な理由がなく突然胸痛が現れ、多くは数分~10分程度で治まりますが、高頻度に繰り返し起こります。

急性心筋梗塞でも突然胸痛が現れますが、不安定狭心症よりも痛みが激しく、20分以上長く続きます。心不全不整脈が伴うと息苦しさや動悸も現れます。

急性心筋梗塞になると発症2時間以内に半数以上が死に至るといわれています。不安定狭心症から短時間で急性心筋梗塞に移行することもあるため、上記のような症状がみられたら一刻も早く病院を受診する、あるいは救急車を呼ぶ必要があります。

ただし、糖尿病がある人は神経障害の影響から痛みを感じにくく、軽い痛みの場合やまったく痛みがない場合もあるため注意が必要です。

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