種類
急性冠症候群には、冠動脈の狭窄・閉塞の程度に応じて“不安定狭心症”と“急性心筋梗塞”の2つがあります。
不安定狭心症
狭心症とは、何らかの原因によって冠動脈が狭くなる病気の総称です。狭窄の程度が軽く安定している安定狭心症に対して、不安定狭心症は狭窄の程度が強いこともありますが、多くは不安定な狭窄であり、プラークの破綻を伴いやすく、心筋梗塞に移行しやすい狭心症といわれています。
急性心筋梗塞
冠動脈が完全に塞がって心筋への血液供給が途絶え、心筋の一部が壊死を起こした状態です。不安定狭心症よりも重症で、心筋が壊死することで重度の心不全、心破裂や不整脈が生じ、突然死することもあります。
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