おうもんきんゆうかいしょう

横紋筋融解症

最終更新日:
2024年07月17日
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2024/07/17
更新しました
2021/01/28
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症状

横紋筋融解症は手足に生じることが多く、筋肉が破壊されることから筋肉に関連した症状が生じます。具体的な症状としては、手足の筋肉痛やしびれ、こわばり、筋力の低下などです。

また、筋肉内の物質が体外に放出されることに関連した症状も現れます。たとえば、赤い色素を持つミオグロビンが血液中に大量に放出されると、尿にミオグロビンが排泄され、コーラ色と表現されるような赤く褐色の尿になります。腎臓に傷害が加わって負担がかかるため、最終的には腎不全へと症状が進行し、血液が酸性に傾く代謝性アシドーシス*高カリウム血症、命に関わる不整脈が現れることが懸念されます。なお、横紋筋融解症患者の約10~65%に急性腎障害(急性腎不全)がみられたという報告もあります。

*血液中の酸が過剰に増えている状態(pH7.35以下。正常値は7.35~7.45)で、吐き気やだるさ、嘔吐、疲労、意識障害などの症状が現れる。

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