げんあつしょう

減圧症

最終更新日:
2020年08月31日
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2020/08/31
更新しました
2017/04/25
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症状

初期症状には、潜水中の息切れ感があります。息切れを感じた段階で潜水を中断することが大切です。減圧症が進行をすると脳、心臓、脊髄(せきずい)、関節、筋肉、皮膚などに障害を引き起こします。

減圧症は、損傷した部位に応じてⅠ型減圧症、Ⅱ型減圧症に分類されます。

Ⅰ型減圧症

筋肉関節型(ベンズ)、皮膚型に分類されます。ベンズでは関節痛や筋肉痛といった症状が出現し、Ⅰ型減圧症の多くの割合を占めます。ベンズを繰り返すと、無菌性骨壊死という病気のリスクにもなります。皮膚型では、皮膚にしびれ、疼痛、かゆみを感じることがあります。

Ⅱ型減圧症

呼吸循環型(チョークス)、脳型(中枢型)、脊髄型、内耳前庭型などがあります。いずれも重症のタイプの減圧症ですが、特に呼吸循環型の場合には最重症例が多くみられます。血管の透過性が亢進しているために、血圧が低下し、右心不全や呼吸困難を引き起こします。

その他、脳型では痙攣(けいれん)や手指の麻痺(まひ)、脊髄型では下半身麻痺、内耳前庭型ではめまいや嘔吐などの症状が現れます。脊髄型は後遺症をのこしやすく、余儀なく車いす生活となる方もいます。

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