検査・診断
甲状腺クリーゼの診断は、特徴的な症状に加えて、血液検査にて甲状腺ホルモンが上昇していることを確認することでなされます。甲状腺クリーゼでは、「遊離T3」や「遊離T4」という甲状腺ホルモンの上昇が確認されます。 甲状腺クリーゼでは、頻脈や心房細動を始めとした不整脈を認めます。したがって、心電図による不整脈をチェックすることも大切です。その他心臓に関連した症状として、心不全を認めることもあります。胸部単純レントゲン写真や胸部単純レントゲン写真を行い、心不全に関連した所見(心臓の拡大や肺に大量の水が溜まる胸水、肺水腫など)が存在しないかどうかを検索します。
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