検査・診断
男性更年期障害を疑う症状がみられた場合、血液検査や質問票を用いた問診、胸部X線検査、心電図検査、尿検査、身長・体重測定、BMI*の確認などが行われます。多様な症状がみられるため、男性更年期障害以外の病気の可能性も考慮して診断されることが一般的です。
血液検査で男性ホルモンの“テストステロン”が250 ng/DL未満の人は性腺機能低下症と診断され、ホルモン療法などの積極的な治療が検討されます。ホルモン治療の適応を決定するため、泌尿器科系臨床検査を行うこともあります。
問診では、症状の内容や程度を評価するために“AMSスコア”と呼ばれる質問票を使用することが一般的です。心理的因子・身体的因子・性機能因子を含めた計17項目の質問に答えて点数をつけ、症状の程度を評価します。
そのほか、骨粗鬆症の診断に用いられる“骨塩定量”の検査や体脂肪率の検査、精巣や外陰部、前立腺の触診、体毛の状態の確認などを検討される場合もあります。
*BMI:肥満や低体重の評価に用いる数値。体重(kg)÷身長(m)2で算出し、日本では25以上が肥満と判断される。
実績のある医師
都道府県
市区町村
周辺で男性更年期障害の実績がある医師
お住まいの地域に合った最新の疾患情報をお届けします
(実績のある医師・病院、地域特集など)
この記事は参考になりましたか?
この記事や、メディカルノートのサイトについてご意見があればお書きください。今後の記事作りの参考にさせていただきます。
なお、こちらで頂いたご意見への返信はおこなっておりません。医療相談をご要望の方はこちらからどうぞ。
「男性更年期障害」を登録すると、新着の情報をお知らせします