検査・診断
過食症の診断では、むちゃ食いエピソードやそれ対しての代償行為を確認することが重要です。むちゃ食いをしている一定の時間は自分の食行動が制御できず、体重増加を回避するための自己嘔吐などの代償行為がみられ、それを振り返って落ち込むといった状況が一定期間反復しているときに、過食症の診断がなされます。
過食症では、むちゃ食いに関連した生活習慣病の発症や、肝機能障害や腎機能障害、電解質異常を伴うこともあります。こうした身体的な合併症を伴っていないかどうかを確認するために、血液検査で各種評価が行われます。
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