治療
治療の基本は血糖コントロールと生活習慣の改善です。それらに加え、必要に応じて神経障害の症状や痛みを和らげる薬などを使い、治療を進めます。また、重症化による足の切断という事態を回避するためには、日々のフットケアも重要です。
血糖コントロール
血糖コントロールは、神経障害の治療において発症と進行を抑制するための重要な役割を担い、血糖変動を減らすことが重要です。血糖変動を評価する方法として、近年では、皮下のセンサーで持続的に血糖変動を測定するCGM(持続グルコース測定)という機器を活用することがあります。
薬による治療
血糖コントロールや生活習慣の改善を行っても症状が続き、日常生活に支障がある場合には、薬物療法を行います。病状に応じて、神経障害の進行抑制が期待されるエパルレスタットや、痛みを和らげる薬(プレガバリン、ミロガバリン、デュロキセチン塩酸塩など)が用いられます。
フットケア
糖尿病性神経障害では、日常的な足の観察が欠かせません。神経障害により感覚が鈍くなっている場合、水虫、タコ、火傷、靴ずれなどの小さな傷に気付きにくく、また、末梢動脈疾患を合併している場合には傷が治りにくくなり、重症化しやすくなります。傷が重症化すると足の潰瘍や壊疽を引き起こす可能性があります。足の傷を見つけたら、すぐに医療機関を受診し、適切に処置するよう心がけましょう。
患者さん自身においても、足を清潔に保つ(石鹸で洗う、乾燥している場合には保湿クリームを塗る)、深爪や素足歩行を避ける、足に合ったゆとりのある靴や靴下を選ぶなどのセルフケアを継続し、足の健康をできる限り守りましょう。
メディカルノート会員なら
「糖尿病性ニューロパチー」に関する
最新情報を受け取ることができます
「糖尿病性ニューロパチー」に関する
最新情報を受け取ることができます
(治療法や治験情報、医療機関情報やニュースなど)
処理が完了できませんでした。時間を空けて再度お試しください