さいきんせいずいまくえん

細菌性髄膜炎

最終更新日:
2024年02月01日
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2024/02/01
更新しました
2017/04/25
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原因

髄膜に細菌感染が起こることが原因です。感染経路の多くは飛沫感染で、上気道などに原因菌が侵入し、血流に乗って髄膜に運ばれることで発症します。中耳炎副鼻腔炎などから直接細菌が侵入することもあります。

新生児がB群レンサ球菌に感染して発症する場合には、出産による産道感染も原因であると考えられています。なお、原因となる細菌は年齢によって以下のように異なります。

  • 新生児から生後3か月までの乳児……大腸菌、黄色ブドウ球菌、B群レンサ球菌、リステリア菌
  • 生後3か月以降の乳児から幼児……肺炎球菌、Hib(ヘモフィルスインフルエンザ菌b型)、黄色ブドウ球菌
  • 年長児から青年期……インフルエンザ菌、肺炎球菌、髄膜炎菌
  • 成人……肺炎球菌、髄膜炎菌
  • 50歳以上……肺炎球菌、リステリア菌、グラム陰性桿菌

このほか、免疫力が低下している状態では、肺炎球菌や緑菌、黄色ブドウ球菌、リステリア菌などが原因になることがあります。

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