治療
肥満症治療の基本は減量です。
体重減少により上述したさまざまな健康障害を予防・改善することができます。まずは食事療法・運動療法といったライフスタイルの改善により減量を目指します。それでも効果不十分な場合、医師の判断によって薬物治療を行うことがあります。
BMIが35以上の高度肥満症や、BMIが35以下でも糖尿病や睡眠時無呼吸症候群等を合併する症例において、6か月以上内科的な治療を行っても効果が不十分な場合には、胃の容量を小さくする“減量・代謝改善手術”が行われることもあります。
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