症状
肥満症では、肥満によってさまざまな健康障害が出現します。
具体的には、糖尿病、脂質異常症、高血圧、高尿酸血症などの生活習慣病、心筋梗塞、狭心症といった冠動脈疾患、変形性関節症、脊椎症といった運動器疾患、大腸がん、乳がんといった悪性腫瘍、肝機能障害、月経異常・不妊、睡眠時無呼吸症候群、胃食道逆流症、胆石症などが挙げられます。これらの健康障害に伴い多様な症状が出現します。
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内臓脂肪型肥満の発症・進展に白血球中のタンパクが関与―横浜市大の研究グループが解明、医学誌で発表
生活習慣病に悪影響を及ぼすとされる内臓脂肪型肥満の発症・進展に、免疫細胞の「ATRAP」が重要な役割を果たす新たなメカニズムを、横浜市立大学の研究グループが解明。成果が医学誌「Metabolism, Clinical and Experimental(2023年10月13日オンライン先行)」に掲載さ
褐色脂肪細胞の鍵因子「NFIA」高発現で肥満、糖尿病改善―エネルギー消費促す経口薬の可能性に期待
「褐色脂肪細胞」の鍵因子として同定されている転写因子「NFIA:nuclear factor I-A」を脂肪細胞に高発現させることで肥満や糖尿病を改善させられることを、東京大学保健・健康推進本部の平池勇雄助教、同大学大学院医学系研究科の山内敏正教授らの研究グループがマウスによる実験で明らかにしたと発
【第53回日本動脈硬化学会レポート】臨床研究から考える血糖コントロールと動脈硬化対策(4000字)
糖尿病や肥満は健康寿命を短縮させるだけでなく、最近ではCOVID-19の重症化因子でもあり、健康な状態をできるだけ長く維持するために、包括的な管理が求められている。横手 幸太郎氏(千葉大学大学院医学研究院 内分泌代謝・血液・老年内科学教授)は、第53回日本動脈硬化学会総会・学術集会(2021年10月
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