予防
禁煙やウイルス感染の予防、全身性疾患の予防が重要といえます。妊娠中の喫煙は胎児発育不全の原因になるため、喫煙していて妊娠に気付いた場合には直ちに禁煙しましょう。
妊娠が可能な年齢で風疹の抗体がない方は、ワクチン接種が推奨されています。妊娠初期の感染は胎児に障害を引き起こすことがあるため、事前に免疫をつけておくことが大切です。
サイトメガロウイルスの感染予防では、乳幼児との密接な接触を避けることが挙げられます。
またトキソプラズマは、肉を生で食べたり感染している猫の糞に触れたりすることで感染します。妊娠中は生肉を口にしないこと、猫との密接な接触を避けることが予防につながります。
このほか、妊娠高血圧症候群の予防には規則正しい生活が重要です。十分な睡眠や適度な運動を心がけるほか、塩分の取り過ぎに注意してバランスのよい食事を意識しましょう。
医師の方へ
「胎児発育不全」を登録すると、新着の情報をお知らせします