治療
脳性麻痺を根治させる治療法はないため、リハビリテーションが治療の中心となります。型によってリハビリのアプローチの仕方が変わってきますが、一般的には発育に応じた運動機能の発達を促す訓練が行われます。
また、生活上の不自由をサポートする目的で、足の装具や杖、食事を円滑にする自助具、安定した座位を得るための座位保持装置、車椅子などを用いた装具療法が行われることもあります。
脳性麻痺の患者の中には、筋肉の緊張が異常に高まることで筋肉がつっぱったりして手足の動きが悪くなる痙縮がみられる人もいます。痙縮の軽減には薬物療法やボツリヌス毒素筋注療法、バクロフェン持続髄注療法、手術が有効な場合があるため、痙縮がある患者にはこのような治療が検討されることもあります。
また、けいれんなどを起こすてんかんを合併することもあり、その場合は抗てんかん薬の内服を必要とすることもあります。
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