治療
膝靱帯損傷の治療には、保存療法と手術療法の主に2つがあります。
保存療法
サポーターを装着しながら、可能な範囲で膝を動かし、徐々に動かせる範囲を広げていきます。同時に圧迫包帯、氷冷、抗炎症薬などを使いながら、膝の腫れや痛みをコントロールしていきます。治療の初期ではギプス固定を行うこともあります。
手術療法
手術を行うことで靱帯を修復、あるいは再建させます。
内側側副靱帯損傷では、多くの場合保存療法を行うことで治癒すると考えられます。一方で、前十字靱帯損傷は保存療法では治癒が困難なものもあり、手術を選択することが多くなります。
後十字靱帯を単独で損傷したときには、スポーツ活動に支障を来さないような場合もあり、まずは保存療法を試みるようにします。
また外側側副靱帯でも、完全に靱帯が断裂していない場合には早期からの可動域訓練、体重負荷、保護装具使用、筋力強化などの保存療法を行います。
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実績のある医師
周辺で膝靱帯損傷の実績がある医師
順天堂大学大学院 医学研究科 共同研究講座(スポーツ医学・再生医療講座) 特任教授、順天堂大学医学部附属順天堂医院 整形外科・スポーツ診療科 准教授
内科、血液内科、膠原病・リウマチ内科、外科、精神科、神経内科、脳神経外科、呼吸器外科、消化器外科、腎臓内科、心臓血管外科、小児科、小児外科、整形外科、形成外科、皮膚科、泌尿器科、肛門科、産婦人科、眼科、耳鼻咽喉科、リハビリテーション科、放射線科、歯科口腔外科、麻酔科、乳腺外科、呼吸器内科、循環器内科、消化器内科
東京都文京区本郷3丁目1-3
JR中央線(快速)「御茶ノ水」御茶ノ水橋口 JR中央・総武線も乗り入れ、東京メトロ丸ノ内線も利用可 徒歩5分、東京メトロ千代田線「新御茶ノ水」 徒歩7分
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