原因
臀部慢性膿皮症は、皮膚に存在するさまざまな器官に、黄色ブドウ球菌や大腸菌などさまざまな細菌が感染することで発症する病気です。職業柄長時間座る、局所が湿潤である・不潔である、といった環境要因も、発症に関与すると考えられています。その他にも免疫学的要因や先天的要因など、多彩な因子が発症に関与しています。
臀部慢性膿皮症は、日本において1977年に提唱された疾患概念です。病気の発症様式としては化膿性汗腺炎と共通する点も多いです。また、実際には臀部以外にも皮膚変化を見ることがあります。これらのことから、化膿性汗腺炎に包括して考えられることも多いです。
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