症状
自己免疫性膵炎はなかなか自覚症状が現れず、ゆっくりと潜在的に進行することが多いですが、なかでも多くみられるのは閉塞性黄疸という症状です。
そのほかの自覚症状としては、上腹部の違和感や背部痛、倦怠感、体重減少など、いわゆる慢性膵炎に類似した症状がしばしばみられます。その他、糖尿病が急に悪化することなどがあり、調べてみると膵臓が腫れているというような経緯から自己免疫性膵炎がみつかることもあります。
自己免疫性膵炎は、IgG4関連疾患の一症状として発症することがあることも知られています。自己免疫性膵炎に関連した症状以外に、たとえば、目が乾く、唾液が少ないなどの他の臓器に関連した症状をきっかけとして発見されることもあります。
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自己免疫性膵炎について
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