治療
色素性乾皮症の根本的な治療方法は確立されていません。色素性乾皮症の症状は日光にさらされることで悪化するため、遮光を確実に行い、紫外線を防ぐことが重要になります。日焼け止めはもちろん、日傘、すだれ、カーテンといった道具を用いることや、長袖や長ズボン、ハイソックスを着用するなど服装に注意することが有効であると考えられます。
経過中に皮膚がんを発症することもあるため、早期発見・早期治療が大切です。治療方法としては、手術に加えてイミキモドという外用剤やインターフェロン(ウイルスに対抗できるように体内で作り出される物質の一つ)を使った局注療法を用いることもあります。
色素性乾皮症では神経症状も出現することがありますが、同じく症状にあわせた対症療法が中心になります。
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