症状
通常、血尿やタンパク尿といった症状がみられます。血尿は肉眼では見えない程度のものも多く、健康診断の尿検査で判明するケースも少なくありません。タンパク尿の程度には個人差があるものの、初診時に約半数が後述するネフローゼ症候群に至っているといわれています。診断されてから6年で35%が腎不全になるという報告もあります。
C3腎症は、慢性腎炎やネフローゼ症候群をきたすことが多いといわれています。慢性腎炎はタンパク尿や血尿が続き、ネフローゼ症候群は尿にタンパクが多く漏れることで血液中のタンパク、特にアルブミン濃度が低下して足に強いむくみが現れることが特徴です。また、血栓症をはじめとした血液凝固異常、免疫不全などの合併症を生じることもあります。
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