適応
予防接種法に基づき、市区町村が主体となって定期予防接種が行われています。対象者は小学校6年生~高校1年生相当の女子で、無料で接種を受けることができます。
対象年齢を過ぎた女性でも、任意で(自費で)接種を受けることが可能です。予防効果の観点から26歳までは接種が推奨されています。それ以上の年齢の場合、有効性はライフスタイルにより異なりますので、産婦人科で相談しましょう。
また、9歳以上の男性も任意で接種を受けることができます。ただし、現在のところ日本で男性に適応のあるHPVワクチンは4価ワクチンのみとなっています。
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