種類
現在、日本で認可されているHPVワクチンには、2価ワクチン、4価ワクチン、9価ワクチンの3種類があります。
2価ワクチンは16型と18型に対するワクチンで、4価ワクチンは16型と18型に加えて性感染症(良性疾患)の尖圭コンジローマの原因となる6型と11型の計4つの型に対するワクチンです。
9価ワクチンは6・11・ 16・18型に加えて、ハイリスク型の31・33・45・52・58型の感染を予防することができます。9価は日本では2020年に承認された一番新しいワクチンで、2023年4月から公費で定期予防接種が可能となりました。これにより、該当する年齢の方は2価、4価、9価いずれかのワクチンを無料で受けることができます。なお、9価はキャッチアップ接種においても無料で接種可能です。
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