目的・効果
HPVワクチンの目的は、ヒトパピローマウイルスに対する免疫を作ることです。
ヒトパピローマウイルスには200種類以上もの型が存在し、そのうち少なくとも15種類ががんの発生に関わっています。これらをハイリスク型と呼び、子宮頸がん全体の50~70%は16型と18型が原因といわれています。
HPVワクチンの接種によって予防できるHPV型に対する抗体を作ることができ、これらの型の感染を予防できます。
また、ヒトパピローマウイルスは、腟がん、外陰がん、肛門がん、陰茎がんなどのがんの発生にも関わっているため、HPVワクチンを接種することでこれらのがんの予防にもつながると考えられています。
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