検査・診断
HTLV-1関連脊髄症が疑われるときは、次のような検査が行われます。
血液検査、髄液検査
HTLV-1の感染を確認するためには血液検査が必要で、抗HTLV-1抗体の測定が行われます。貧血の有無など全身の状態を確認したり、この病気と似た症状を引き起こす別の病気との鑑別をしたりするためにも必要な検査です。
また、HTLV-1関連脊髄症の診断を確定するためには髄液検査で抗HTLV-1の測定が行われます。
画像検査
脊髄腫瘍など、両下肢の麻痺や排尿・排便障害を引き起こす病気との鑑別を行うために、脳や脊髄の異常の有無を確認する目的でCTやMRIなどによる画像検査が行われます。
医師の方へ
「HTLV-1関連脊髄症」を登録すると、新着の情報をお知らせします