約3年にわたり続いた新型コロナウイルス感染症(以下、COVID-19)の流行は、がん診療にも多大な影響をもたらした。日本臨床腫瘍学会は2020年11月から「新型コロナウイルス感染症の蔓延下におけるがん薬物療法の影響調査*1」を実施。第3回*2の調査では、2022年7〜9月頃、いわゆる「第7波」におけるがん診療や薬物療法の実態について、同学会会員を対象としたWebアンケートが行われた。本記事ではアンケート結果を抜粋してお伝えする。
*1本調査は厚生労働行政推進調査事業費補助金(新興・再興感染症及び予防接種政策推進研究事業)「新型コロナウイルス感染症による多疾患を含めた医療・医学に与えた影響の解明に向けた研究―今後の進行感染症発生時の対策の観点から-」(門田班)との協力実施によるものである
*2 第1回目の調査では第1波〜2波、第2回目の調査では第5波における影響を調査している
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