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インタビュー

最も使用される糖尿病の治療薬―DPP-4阻害薬を処方された時に気をつけること

最も使用される糖尿病の治療薬―DPP-4阻害薬を処方された時に気をつけること
宮川 高一 先生

医療法人社団ユスタヴィア理事長 クリニックみらい国立院長

宮川 高一 先生

貴田岡 正史 先生

イムス三芳総合病院 内分泌内分泌(甲状腺)・代謝(糖尿病)センター長

貴田岡 正史 先生

菅野 一男 先生

医療法人社団桜一会かんの内科院長

菅野 一男 先生

DPP-4阻害薬は、糖尿病の治療薬として現在最も使用されている薬剤の一つです。その主な理由として以下の3つが挙げられます。

  1. 重とくな副作用が少ない。
  2. DPP-4阻害薬単独では低血糖の副作用を起こすことがほとんどない。
  3. 他の全ての薬と相乗効果があるため、他の薬と併用しやすい。

食事をして、食べ物が小腸に達すると分泌されるインクレチンというホルモンがあります。インクレチンが分泌されると、インスリンの分泌が促進されます。また一方で、グルカゴンの分泌を抑制します。

DPP-4阻害薬はこのインクレチンの働きを改善することで、インスリンの分泌を増やしグルカゴン分泌を抑制する働きをするのです。

シタグリプチン(グラクティブ®、ジャヌビア®)、ビルダグリプチン(エクア®)、アログリプチン(ネシーナ®)、リナグリプチン(トラゼンタ®)、テネリグリプチン(テネリア®)、アナグリプチン(スイニー®)、サキサグリプチン(オングリザ®)がDPP-4阻害薬に含まれる薬剤です。

食事療法、運動療法をきちんとやらなければ、徐々に効果が少なくなります。薬が効いたからといって安心せず、食事療法と運動療法をしっかりと行いましょう。

作用時間が比較的短い薬もあるので、規則正しく飲むようにしましょう。

他のインスリン分泌を増やす薬剤(スルホニル尿素薬、速効型インスリン分泌促進薬)と並用することで、低血糖を引き起こしてしまうリスクがあります。

このほか、薬の種類によっては腎臓や肝臓の機能が低下している方に使用することが出来ないこと。また、稀に便秘や下痢を起こすことがあることにも注意が必要です。

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  • 医療法人社団ユスタヴィア 理事長 、クリニックみらい国立 院長

    宮川 高一 先生

  • 医療法人社団 明芳会 イムス三芳総合病院 内分泌(甲状腺)・代謝(糖尿病)センター センター長

    貴田岡 正史 先生

  • かんの内科 院長

    菅野 一男 先生

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