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インタビュー

公開日 : 2015 年 11 月 07 日
更新日 : 2017 年 05 月 08 日

滲出性(しんしゅつせい)中耳炎という診断名はあまりなじみがないかもしれませんが、多くの子どもが小学校に上がる前に一度はかかっていることが知られています。子どもに多い病気ですので、小児科と耳鼻咽喉科のどちらで診てもらえばいいのだろうと悩む保護者の方もいらっしゃることでしょう。

2015年1月に小児滲出性中耳炎の診療ガイドラインが刊行されました。このガイドライン作成にあたって尽力された耳鼻咽喉科医師のひとりである、東京北医療センターの飯野ゆき子先生に、滲出性中耳炎とはどんな病気なのかをうかがいました。

滲出性中耳炎とは

滲出性中耳炎は、中耳すなわち鼓膜の内側に貯留液(粘膜からにじみ出た液体がたまっているもの)があり、難聴(聞こえにくい)や耳閉感(耳が詰まった感じ)などの症状があらわれる病気です。急性期の中耳炎とは異なり、耳の痛みを訴えることはありません。

また、成人の滲出性中耳炎もあり、俗に「隠れ難聴」などとも呼ばれますが、原因や病態は子どものそれとは異なることが多いです。

滲出性中耳炎の症状

  • 難聴、とくに頭を傾けた時に聞こえにくくなる
  • 耳が詰まった感じ
  • 飛行機など気圧の変化で耳がツーンとする
  • 50歳代以降では加齢のせいと勘違いする
  • 好酸球(こうさんきゅう)性中耳炎では貯留液が高い粘性を帯びている

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