Img searchbox
耳・鼻

滲出性中耳炎

滲出性中耳炎について医療チームに相談する

※相談には有料登録が必要です

目次

滲出性中耳炎とは

滲出性中耳炎は、中耳すなわち鼓膜の内側に貯留液(粘膜からにじみ出た液体がたまっているもの)があり、難聴(聞こえにくい)や耳閉感(耳が詰まった感じ)などの症状があらわれる病気です。急性期の中耳炎とは異なり、耳の痛みを訴えることはありません。

より詳しい情報は、こちらをご参照ください

原因

小さいお子さんがかかる小児滲出性中耳炎には二通りの発症パターンがあります。ひとつは耳の痛みをともなう急性中耳炎を起こした後、なかなか水が引かずにジトジト残ったまま滲出性中耳炎に移行するパターンです。もうひとつは風邪にともなって上気道感染を起こし、そのときに耳の痛みはないまま水がたまって聞こえが悪くなるというパターンです。大人の滲出性中耳炎の場合は、耳管が固くなって開閉の機能が悪くなるために、風邪をひいたとき発症し、なかなか治らないといったことが原因になります。

より詳しい情報は、こちらをご参照ください

症状

滲出性中耳炎の症状には以下のようなものがあります。 ・難聴、とくに頭を傾けた時に聞こえにくくなる ・耳が詰まった感じ ・飛行機など気圧の変化で耳がツーンとする ・50歳代以降では加齢のせいと勘違いする ・好酸球(こうさんきゅう)性中耳炎では貯留液が高い粘性を帯びている

より詳しい情報は、こちらをご参照ください

検査

内視鏡などで観察すると、鼓膜をとおして貯留液の存在(滲出液がたまっている様子)がわかります。貯留液が少しの場合は水面に鏡面像(niveau)がみられます。貯留液の性質や粘膜の状態によって、鼓膜の色がやや赤みを帯びた褐色・山吹色・青色などに見えます。また、気密鏡という器具を使って鼓膜の可動性を確かめます。通常、中に貯留液があると鼓膜の可動性は低下します。

より詳しい情報は、こちらをご参照ください

治療

小児の場合、発症3カ月までは自然に治ることも少なくないため、それまでは保存的治療で経過を観察します。副鼻腔炎を併発している場合には鼻ネブライザー(吸入器)や鼻の処置に加え、少量のマクロライド薬を長期投与するマクロライド療法が有効です。アトピー素因があるお子さんの場合にはステロイドの鼻噴霧薬や抗アレルギー薬の投与を考慮します。また、症状が3ヶ月以上長引いていて中等度以上の難聴(日常会話がやや不自由:40デシベル以上)があり、鼓膜の病的変化がみられる場合には、手術を検討します。手術には、鼓膜切開術と鼓膜換気チューブ留置術の2種類があります。

より詳しい情報は、こちらをご参照ください

滲出性中耳炎に関する記事一覧

もっと見る

この病気の記事に協力していただいている先生

滲出性中耳炎について医療チームに相談する

※相談には有料登録が必要です

病気検索に戻る