しんしゅつせいちゅうじえん

滲出性中耳炎

最終更新日:
2024年12月03日
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2024/12/03
更新しました
2017/04/25
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検査・診断

滲出性中耳炎が疑われる場合、まずは顕微鏡で鼓膜の状態を観察します。そのほか、気密耳鏡(きみつじきょう)検査、聴力検査、ティンパノメトリー検査、側頭骨CT検査、ファイバースコープ検査などが検討されることがあります。

気密耳鏡(ニューマチック・オトスコープ)検査

外耳道を加圧、減圧し、鼓膜の動きを観察する検査です。鼓膜の動きが低下している場合は、中耳内に分泌液などがたまっている可能性があります。

聴力検査

耳の聞こえを確認する検査です。耳から聞こえる音と骨から伝わる音がそれぞれ聞こえているかどうか調べます。

ティンパノメトリー検査

気密耳鏡検査と同様に外耳道に圧を加え、鼓膜が正しく動くかどうかや中耳の状態を確認します。気密耳鏡検査と併せて行うことでより正確な診断につなげることができます。

側頭骨CT検査

CT検査では、耳に関する器官の形態異常や腫瘍の存在などがないかを確認します。

側頭骨とは、頭蓋骨(ずがいこつ)の側面や底部を占めている骨のことをいいます。外耳道・中耳・内耳など、耳に関わる器官を保護する役割があります。

ファイバースコープ検査

必要に応じてファイバースコープで、上咽頭部分にアデノイド増殖症や腫瘍がないかを確認します。

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