院長インタビュー

すべては患者さんの笑顔のために。“ER型救急”を実践し、地域医療を支える大阪赤十字病院

すべては患者さんの笑顔のために。“ER型救急”を実践し、地域医療を支える大阪赤十字病院
坂井 義治 先生

大阪赤十字病院 病院長

坂井 義治 先生

目次
項目をクリックすると該当箇所へジャンプします。

大阪市天王寺区に位置する大阪赤十字病院は、地域に密着した医療を行う大阪市の中核的な病院です。同院の地域における役割や今後について、院長の坂井 義治(さかい よしはる)先生に伺いました。

病院外観
病院外観

大阪赤十字病院は、今から100年以上前の1909年に創設された歴史ある病院です。開院以降、改築や移転、名称変更などを経て1956年より筆ケ崎町にて診療を行うようになりました。2004年には新本館での外来診療がスタートし、がん診療をはじめとした急性期医療や救急医療における中核的な役割を担っています。

内観
新本館ロビー

 

外来通院治療センター
外来通院治療センター

また、2006年に災害専用の倉庫(ロジスティクスセンター)が完成したことを受け、災害時における国内外への医療チームの派遣など、日本赤十字社の理念に沿ったさまざまな活動を行っていることも特徴です。

当院の診療科は多岐にわたり、消化器内科・外科、呼吸器内科、心臓血管外科、脳神経内科、小児科、産婦人科、整形外科/スポーツ整形外科、リハビリテーション科など30科以上を有しています。また肝胆膵がんセンター、食道がん診療センター、大腸がん直腸がんセンター、心臓血管センターなどのセンター部門を有し、地域の方々が長く健康でいられるよう職員一同が日々診療に努めています。

救命センター
救命救急センター
屋上ヘリポート
本館屋上ヘリポート

当院の救命救急センターでは、重症度等にかかわらず患者さんを受け入れる“ER型救急”を実践しています。患者さんの不安を少しでも軽減することを目標に救急科を中心に病院全体で連携し、さらに地域の医療機関や大阪市消防局との連携強化にも努めています。現在は年間1万台ほど*の救急車を受け入れていますが、今後さらに受け入れ台数を増やせるよう、体制を整えていきたいと考えています。

*救急搬送患者数……9,654人(2023年度実績)

当院は救命救急センター、地域がん診療連携拠点病院、大阪府地域周産期母子医療センターなどの指定・承認を受けている急性期病院です。地域において当院が担うべき機能を維持するため、さまざまな医療機器を導入し、リノベーションを進めています。

ハイブリッド手術室
ハイブリッド手術室

2022年には、血液内科にて血液がんに対するCAR-T療法をスタートさせたほか、手術支援ロボットの追加設置、ハイブリッド手術室の新設を行いました。さらにSCU(脳卒中ケアユニット)を3床から6床に増床するとともに、HCU(ハイケアユニット)を16床新設しました。今後もより専門的な医療を提供するため、設備や技術の充実に努めてまいります。

SCU・HCU
HCU・SCU

医療の未来を担う人材を確保するため、当院では各大学とのつながりも大切にしています。さまざまな医療機器をそろえたり、Wi-Fiを整備したりと環境整備に努めてきたおかげで、実習や病院見学に来た学生が当院に興味を持ってくれることも増えました。病院運営においては効率化も必要ですが、持続可能な医療提供のためにも、優秀な医療人の育成にも力を入れたいと考えています。

当院では、2007年より地域医療連携センターを設置しておりましたが、患者さんや地域の医療機関に向け、より総合的で円滑なサービスをご提供するため、2016年からは“患者総合支援センター”と名称を変更し、体制を強化しています。

地域医療連携窓口
地域医療連携窓口

当センターでは、地域の患者さんが安心して治療を受けられるように、外来、入院、退院、転院、かかりつけ医との連携、在宅医療に至るまで一貫した支援を目指しています。

航空写真
大坂赤十字病院航空写真

私は大阪赤十字病院が、“職員やご家族が病気になったらかかりたい病院”になることを目指しています。“全ては患者さんの笑顔のために:all for the patients’ smile”との理念と同様に、“職員のために”という思いも強くあります。

大阪市にお住まい方の中には当院をご存じの方がたくさんいらっしゃいますが、今後はさらに当院のファンを増やすことができたらうれしいです。当院での診療を通じて患者さんや地域全体がさらに健康になるよう、しっかりとサポートしてまいります。お困りのことやご不安なことがございましたら、気兼ねなく当院を頼っていただければ幸いです。

*写真提供……大阪赤十字病院

*医師や提供している医療についての情報および本文中の数字は全て2024年12月時点のものです。

この記事は参考になりましたか?
記事内容の修正すべき点を報告
この記事は参考になりましたか?
この記事や、メディカルノートのサイトについてご意見があればお書きください。今後の記事作りの参考にさせていただきます。

なお、こちらで頂いたご意見への返信はおこなっておりません。医療相談をご要望の方はこちらからどうぞ。

    メディカルノートをアプリで使おう

    iPhone版

    App Storeからダウンロード"
    Qr iphone

    Android版

    Google PLayで手に入れよう
    Qr android
    Img app