治療
おたふく風邪の治療は、対症療法が主体です。発熱や耳下腺の痛みに対しては、アセトアミノフェンなどの解熱鎮痛薬が使用されます。症状によっては水分が取れないこともあるため、点滴が適応になることもあります。難聴が生じた場合には、聴覚障害の程度に応じて補聴器や人工内耳を使用します。
なお、おたふく風邪を発症した場合は、学校保健安全法で一定期間登校・登園を控えることが定められています。唾液腺が腫れてから5日間が経過して、全身状態がよくなるまでは自宅で安静にしていましょう。判断に困った場合には、かかりつけ医師の話をよく聞き、指示に従うようにしましょう。
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