適応
保険適用となっているがん免疫療法の主な薬剤としては、免疫チェックポイント阻害薬が挙げられます。たとえば、ニボルマブ、ペムブロリズマブなどの抗PD-1抗体、アテゾリズマブなどの抗PD-L1抗体、イピリムマブなどの抗CTLA-4抗体があります 。各薬剤の適応は異なりますが、悪性黒色腫、非小細胞肺がん、腎細胞がんなど多岐にわたるがん種へ適用が拡大しています。
免疫チェックポイント阻害薬以外にも、保険診療で受けられる免疫療法として、急性リンパ性白血病などに対するエフェクターT細胞療法(CAR-T細胞療法)、腎臓がん、血管肉腫などに対するサイトカイン療法、膀胱がんなどに対するがんワクチン療法(BCG)などがあります。
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