原因
こむら返りは、上記のような異常が主な原因とされていますが、その多くが食事からのマグネシウムの慢性的摂取不足のほか、下痢・嘔吐・発汗・激しい運動に伴うマグネシウム消費や利尿剤による体外への喪失によるマグネシウム不足などが挙げられます。脱水や局所の冷えは末梢循環不全を介して筋肉組織内のマグネシウム不足をさらに悪化させます。したがって脱水や冷えはこむら返りの直接的な原因でなく、悪化させる要因といえます。
マグネシウムは収縮した筋肉を弛緩させる(ゆるめること)はたらきをしています。そのため、マグネシウム不足では筋肉を弛緩しにくくなります。また、ふくらはぎなどの筋肉に存在する過収縮を予防するセンサー(腱紡錘)はマグネシウムが不足するとその機能が低下するため、弛緩がさらに難しくなります。これがこむら返りです。
こむら返りは、原因が特定できない状況で生じることもあります。しかし、局所の筋肉を使いすぎて過収縮を起こし“こむら返り”に類似した症状が生じるなど、何かしらの原因が関連付けられることもあります。
そのほかにも、腎不全(特に透析中)や糖尿病、メタボリックシンドローム、肝硬変、熱中症、甲状腺機能低下などの病気や、妊娠(特に妊娠初期の悪阻の酷い時期)期間中に関連して生じることもあります。
実績のある医師
周辺でこむら返りの実績がある医師
社会保険診療報酬支払基金東京支部 医療顧問、東京慈恵会医科大学 客員教授、東京慈恵会医科大学附属病院 糖尿病・代謝・内分泌内科 客員診療医長
救急科、総合診療科、消化器内科、肝臓内科、脳神経内科、腎臓内科、リウマチ科、膠原病内科、循環器内科、糖尿病内科、代謝内科、内分泌内科、腫瘍内科、血液内科、呼吸器内科、感染症内科、精神神経科、小児科、消化器外科、肝胆膵外科、乳腺外科、呼吸器外科、血管外科、小児外科、整形外科、脳神経外科、形成外科、心臓血管外科、婦人科、泌尿器科、眼科、耳鼻咽喉科、頭頸部外科、皮膚科、リハビリテーション科、歯科、脊椎脊髄外科、緩和ケア内科、産科、放射線科
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