症状
びまん性汎細気管支炎の症状には、大量の痰、持続する咳、息切れ、呼吸困難などがあります。ときに300ミリリットルもの痰が一日で排泄されることもあります。痰が大量に空気の通り道に詰まることになるため、正常な空気交換ができなくなり、呼吸困難を来たすようになります。呼吸器感染症の併発も多く、病気が進行すると緑膿菌に対する感染症症状をきたすようになり、呼吸状態の悪化から死に至ることもあります。
また、びまん性汎細気管支炎では、慢性副鼻腔炎を合併することも多いです。約80パーセント以上の患者さんで併発するとの報告もあり、鼻づまり、嗅覚低下などの鼻に関連した症状も出現れます。
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