予防
やけどを予防するには、皮膚にダメージを与える熱源、紫外線、化学物質などを避けることが大切です。具体的には、以下のことに気をつけるようにしましょう。
- 化学物質が付いたらすぐに洗い流す
- 衣類の上から熱湯を被った場合は、衣類は脱がずに冷却する
- 紫外線を防ぐために日焼け止めを使用する
- 低温やけどを防ぐために、かいろを長時間同じ部位に当てないようにする、こたつで寝ないようにする、湯たんぽの温度が高くならないようにする など
特に低温やけどや化学熱傷は、気付かぬうちに皮膚の深い部位にまでダメージが及ぶことがあるため注意が必要です。
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