原因
やけどは、皮膚に高温の液体や蒸気、金属、炎などが触れたり、紫外線などの刺激にさらされたり、酸性度やアルカリ性度の高い化学物質などに触れたりすることによって発症します。
一般的によく見られるやけどは、アイロンや沸騰したお湯など温度の高いものに触れることによって引き起こされます。ホットカーペットや湯たんぽなど、通常であればやけどを起こさない温度のものでも長時間触れることによりやけどを起こし、これを低温やけどといいます。
また、紫外線の刺激を長時間受けることによる日焼けもやけどの一種です。酸性度やアルカリ性度の高い化学物質などは、“化学熱傷”の原因となり、長時間かけて皮膚と皮下組織にダメージを与えて壊死を引き起こすため、重症化しやすく注意が必要です。
この記事は参考になりましたか?
この記事や、メディカルノートのサイトについてご意見があればお書きください。今後の記事作りの参考にさせていただきます。
なお、こちらで頂いたご意見への返信はおこなっておりません。医療相談をご要望の方はこちらからどうぞ。
「やけど」を登録すると、新着の情報をお知らせします
「やけど」に関連する記事
- やけどをしたときの応急処置と受診の目安とは?〜水ぶくれがある場合や皮膚が変色している場合は受診が必要〜あいち小児保健医療総合センター 救急科 医長伊藤 友弥 先生
- やけどで水ぶくれができた時は破っちゃダメなの?市販薬を使ってもよいの?国際医療福祉大学救急医学 主任教授、国際...志賀 隆 先生
- やけど跡に残る「ひきつれ」 その発生メカニズムや治療方法とは?東京女子医科大学 形成外科 主任教授櫻井 裕之 先生
- やけどの種類・重症度を詳しく解説 正しい処置・早く治す方法とは?東京女子医科大学 形成外科 主任教授櫻井 裕之 先生
- 治らないニキビやリストカットの跡、やけどの傷あとを病院ではどう治療する?慶應義塾大学医学部形成外科学教室 教授・...貴志 和生 先生